ナニゴト

何者でもない何者かによる戯言=ナニゴト。

サバイバルウエディング 最終回感想

 

me-nico-613.hatenablog.com

 先週9話を見て感想を垂れ流したわけですが、覗いて下さった方はありがとうございます٩( 'ω' )و

 

すっかり毎週欠かさず見ためちゃくちゃハマったドラマになった訳ですが、ついに最終回が終わってしまいました〜…。

 

最終回こそリアルタイムで鑑賞したかったのに、こんな時に限って外勤で結局間に合いませんでした…。

帰宅後すぐに録画してた最終回を見たんですけどねw

前置きは置いておいて早速感想を。

 

完璧な最終回だったサバ婚

 

ドラマの全体を通して、起承転結がしっかりとしているように思えました。

 

起…主人公さやかが30目前で彼氏と結婚&退職!と思いきやまさかの婚約破棄。

  戻った職場で半年以内に結婚しないとクビ宣告

 

承…編集長や同僚の力を借りながら少しずつ婚活の道へ。

  同時に元彼からの呪縛解放&成長と柏木王子との恋が一歩ずつ前進。

 

転…意中の柏木王子と結婚が決まり、幸せの道へ!

  と思いきや、立ちはだかるインドの壁と仕事続投への欲。

 

結…全ての迷いはなくなり、大切な彼と大切な仲間に囲まれゴールイン!

 

こうして改めて見ると、見事なまでの起承転結っぷりよね…惚れ惚れしちゃう。

 

細かい描写が丁寧。だからこそ感情移入できる

サバ婚の魅力は、何と言っても描写の丁寧さ。

例えば、最終回で栗原美里に婚活コラムの王子が自分だと教えてもらって、改めてrizの婚活コラムを貪るように読む祐一。

時間を忘れるように読みふけってしまったからこそ、コーヒーは冷めてしまって居たし、コーヒーが冷めてしまうのを忘れるほどさやかのコラムが面白かったことを示してますよね。

 

実際にあの婚活コラムも公式HPで公開されていて全て読んだけれど、本当に面白かったー!!

 

些細なことではあるけれど、こういう些細な描写があるからこそ視聴者は物語に没頭できるようになるし、それがあったサバイバルウエディングは最高だったのだ。。

 

最後まで編集長がいい上司で良かった。

 

パワハラモラハラといった様々なハラスメントに囲まれて生きている私達。

こんな口は悪いし絡みづらいしナルシストな宇佐見編集長…。

 

でも仕事にかける情熱も、部下の持つ力を見抜いて仕事を与える的確っぷりを全10話の中で存分に表現されていたわけで。

 

上司になって欲しいランキングがあったら絶対1位だと思う。

 

 

自分の目指すべき目標と、なりたい自分のためにかける情熱と努力は編集長ならでは。

そんでもってフューチャーされた最終回の名言

 

大切なのはどんな選択をするかじゃ無い、自分が選択した人生を強く生きるかどうか

 

これですな。

この言葉にグッと力を貰ったのだけれど、私は個人的にその前のセリフのこっちが刺さった。

 

お前がどんな家で生まれたとか、どんな人生を送ってきたとか、男だとか女だとか、年はいくつだとかそんなことは関係ない。

最後は、自分がこれからどうあるべきか、自分によく聞いて自分で決めろ。

そうすればどんな困難にぶつかったって乗り越えられる。

 

逃げ恥のゆりちゃんも、年を取ることに呪いをかけていると言っていたけど、私達はやっぱりまだ年齢・性別・結婚・妊娠など様々な呪縛にかかったまま。

 

何が正解で何が間違いかなんて、その人のものさしでしか測れないのに、なぜか私たちはずっと何かに追われている。

 

それを取り払うような強い言葉と熱い心に打たれてしまったのは、きっとさやかと祐一だけではなかっただろう。

 

そんな編集長がなまじ中途半端にさやかと恋愛に発展しなくて良かった。

いい上司のままだったから面白かったんだと思う。

 

 

生きることに楽しみを見出せた瞬間が素敵だった

 

あの編集長の言葉で心が強くなった祐一とさやかがちゃんと自分たちの意思で一緒になるのは本当に何度見ても泣ける。

 

「行ってやるか、インド。」

 

と、走り出したさやかは男前でしかなかったし、事業に失敗したら無職になるかもしれないと言った祐一に

「私が養ってあげる」と腹の底から言えたさやかはやっぱり男前。

 

祐一も養ってもらえると思って喜んだ訳ではなく(当たり前だけど)、以前からさやかを「面白い」と評価していた祐一が

「養ってあげる」発言でやっぱりさやかって面白くていい女だな、って思ってあの満面の笑みだったに違いないのだ。。。

 

結婚式は涙なしでは見られない。眩しい。予想当たった。幸せ。

祐一のタキシードが眩しい。とにかく眩しい。好き。

そして祐一パパかわいい。

 

英字新聞に包まれたルブタンは一番綺麗なさやかにはピッタリで、そんな綺麗なさやかと父親代わりにバージンロードを歩いたあの姿。

 

そんでもって「世界で一番かっこいい」吉沢亮祐一が待つバージンロードの最中で相変わらずのさやかと編集長っぷりで締めくくり。

 

あれ以上の完璧な終わりがあるだろうか????

 

きっと監督さんや編集さんたち、最終回を作り終えた後スタンディングオベーションだったんじゃね???

 

間違いなくなんの曇りもなく100点満点のドラマ。

スペシャルでもいいからまたサバイバルウエディングのみんなに会いたいな〜〜〜。